名前とは

近所の電柱に、同じ張り紙がたくさん貼ってる。

「ねこをさがしています」

そしてカワイイ猫の写真が。
更にもう一文。

「なまえはわんわんです」

戻って来ない気がする。たぶん悩んでたんだろうな。

メニューとは

「ドッグフードお徳用5ｋｇ」というのを見かけたのです。
小型犬は1日100ｇくらいで良いそうです。
と言うことは、50日間ずっと同じエサですかね。
飽きませんかね。

人間でよかった。50日間続けて焼肉とか絶対イヤだし。

肩の荷とは

向こうから毛皮のマフラーをした人が歩いてきたので、まだ早いだろ暑苦しいなあと思ったら、でっかいフワフワ犬を肩に担いだオバちゃんだった。
ものすごい暑そうで汗だくだった。新手のトレーニングだろうか。

夏の音色とは

うるせーんだわ、セミが。

ミーンミンミンミーン、ミンミーンミンミン、ミーンミーンミンミン、ミンミーンミンミン、ミーンミーンミーンミーン、ミンミンミーンミン、ミンミンミンミーン、ミンミーンミンミーン、ミンミーンミーンミーンミンミーン、ミンミーンミンミンミーンミンミンミーン

あーイライラする、仕事がはかどらん。何せやつらの寿命は一週間だ。
一生分の迷惑を一週間に凝縮してるもんだから、そりゃあ迷惑極まりない。

そんな中、1匹だけ妙にダンディな低音で鳴くセミがいまして。
セミ界のフランク・シナトラであろうか。
そいつが鳴き始めると、なぜか他のセミが鳴き止むのだ。

セミが鳴き止んでも仕事がはかどらんので、セミは悪くないようだ。

ハイビジョンとは

仕事がらみでビデオカメラを借りてきた。
ハードディスクに録画する、ハイビジョンのすごいヤツである。

ちなみにオイラ、ケータイのムービーしか撮ったことは無い。
そこで練習である。何せハイビジョンである。

しかし被写体がいない。
とはいえ動かないものを撮ってもツマラン。
なんてったってハイビジョンなのだ。

仕方がないので外に出ることにした。
動くもの、といえば動物か。

お散歩中のわんこ発見。
すいません、すいません、その可愛いワンちゃんを撮影させてもらっていいですか？
はーい、ワンちゃん、動いて動いて。ほーら、ハイビジョンだよ。

カメラをガジガジかまれて、レンズをベロベロなめられて終了。

さて、テレビに繋いで大画面で見てみよう。

画面に広がる巨大な犬の舌。気持ち悪い。
しかもハイビジョン、ものすげーリアル。

朝の習慣とは

今朝は雨やら風やらすごかった。傘がビュンビュン飛んでいた。
そんな朝でも会社に行かなければなりません。
わが社には大雨休暇も大風休暇も無いのです。
たぶん台風休暇もありません。

いつも通りに家を出ると、いつも通り犬を散歩させているオバサンとすれ違った。
習慣なんだろうが、こんな日くらい散歩休めばイイのに。犬がものすごいつらそうな顔だったぞ。目とか半開きだったし。

最後の決戦とは

なぜか毛蟹を一匹丸ごともらってしまった。
今、目の前にいます。北海道生まれらしいです。

触るとチクチクする上に結構強そうなのだが、どうしよう。
バルタン星人と戦うウルトラマンの気持ちが少しわかった。

勝てるのか？食べれるのか？がんばれオイラ。

フラフラとは

「たろう君の犬」と言う言葉から想像されるのは、その犬の飼い主がたろう君であろうと言う事だ。その理屈では「フランダースの犬」はフランダースという人が飼っている犬という解釈が出来る。
そういえば、アニメ「世界名作劇場」でやってた｢フランダースの犬」の主人公の少年は「ネロ・ダース」だった。実はパトラッシュの本当の飼い主は「フラン・ダース」なのか?

てな事をフラダンス教室の広告を見ながら考えています。

仲良しとは

ゴミ置き場にカラスがいっぱい、ゴミを漁ってお食事中。

そこに凶暴そうな猫登場。何か歴戦の勇者といった面構えだ。
戦え、猫、カラスを追い払え！

猫、カラスと一緒にご飯食べ始める。カラス、全然逃げない。

オバちゃんが掃除に来た。
カラスを追い払おうとしている。

猫、オバちゃんに飛び掛る。
戦うな、猫、オバちゃんのジャマすんな！

どうやら共存共栄のようです。

色違いとは

黒いポメラニアンって何か悪いヤツっぽくないですか。
見てないところでニヤリと笑っていそうな感じなのです。
つぶらなヒトミはフェイクなのです。
そう感じるのはオイラだけですか?