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スティーブとは [今日のションボリ]

初めてリンゴ印のコンピュータを知ったのは高校の頃、「時代を変えた」Macintosh Plusでした。

世の中はNECのPC88とか富士通のFM7とかの時代で、家庭にPCがあってもゲーム以外に使い道は無い頃。少ない情報の中で、細々とPC88を使ったMIDIの打ち込みなどをやっていたオイラは、「Sound&Recording Magazine」という雑誌でApple Macintoshの存在を知りました。
音楽人はMacintosh使わんとイカン、と固く信じた16歳の秋。

東京に出てきて初めての大きな買物が中古のMacintosh Plusでした。つーか、東京で初めて実機に触った。田舎にはそんなハイカラなものは売っていなかったので。
中古のパソコンが30万ってどういうこっちゃ、と悩む18歳の夏。

MacintoshSE/30というスンゴイのが有るのを知り、秋葉原をウロつき始める。怖いもの知らずのオイラは調子に乗って買ってしまう。同時に当時は滅多に出なかったMacintoshⅡfxの中古を発見し、勢いで買う。だって1台だとシーケンスソフトだけしか動かせなかったんだもん。どうせならシーケンス&波形編集だよね。
2台分で車買えるじゃんと思いつつ、ローンの契約書にハンコを押した20歳の春。

上記PCを60回払いで買ったオイラは、しばらく買い替えが出来ず、眺める日々。ローンが終わって最新のMacintoshのオサレっぷりに驚くとともにPowerMacintosh6100を買う。
パソコン通信って楽しいけど電話代どうしようと悩む26歳の冬。

仕事ではWindowsを使うようになっていたものの、音楽専用機としてPowerMacG4購入。
Appleのロゴが7色リンゴでなくなっていることにちょっぴり寂しさを感じた31歳の春。

当時は羽振りが良かったので、翌年iBookも購入。スタジオに持って行くとヒーローに。オラオラ、外で録音まで出来るんだぜい。
遊び歩いていたので外にMacを持ち出すのが楽しかった32歳の冬。

G4が煙を吐き、iBookがすっかり時代遅れになったものの、「Macでないと出来ない」ことが減ってしまったため、Mac空白期が訪れる。が、ノートの必要性を感じMacBook購入。
結局MacBookにもwindowsをインストールしてしまった37歳の秋。

MacBookAirってこんな安いのかと驚きを感じつつ、スマホ持ってないしiPhone4S並んじゃおうかなぁと思っていたら、スティーブ・ジョブズ死去のニュースが飛び込んできた41歳の秋。

オイラの財布から大量の金を奪い取り、代わりにたくさんの未来を見せてくれた男の冥福を祈る。

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