粉雪とは [今日の悲劇]
~粉雪 ねえ 心まで白く染められたなら 二人の孤独を分け合うことができたのかい~
レミオロメン「粉雪」より
いつになくセンチメンタルなギターのオッサンです。
皆さん、シュレッダーって知ってますか?
紙という紙をものすごい勢いで、これでもかと細かく千切ってくれる乱暴極まりない装置です。
そんなキケンなものが我が社にはあります。しかもデカイ。80センチ四方で高さ1メートルくらい。
そんなシュレッダーの心暖まるお話です。
オイラは今夜も一人でせっせと残業に勤しんでいた。
そして一日の終わりに書き損じた封筒やら計算を間違った書類やら変な落書きやら大量の紙を証拠隠滅すべくシュレッダーにかけた。
が、ウンともスンとも言わない。
ちなみにシュレッダーは喋れないので、ウンとかスンとか言ったのを聞いたことがあるわけではない。あくまで表現の一環である。察しろ。
ランプが点滅しているのに気づき、下の扉を開けると、紙くずがてんこ盛りではないか。
よく見ると「ゴミ捨てろ」的なランプだ。
そこで、収納されているゴミ袋(120リットルの巨大サイズ)を引っ張り出し、ゴミ捨て場に持って行くべく袋の口を結ぼうとした。
その時、奇跡は起こった。
ギュッと結んだ圧力で、大量のシュレッダーくずが勢いよく飛び出し、宙を舞う。
白い紙が、ふわふわと舞い落ちる。まるで粉雪のようだ。
都会のオフィスの片隅に訪れた、一瞬の奇跡。
時はスローモーションになり、オイラの心の中ではレミオロメンの「粉雪」が流れる。
こな~ゆき~ねえ こ~こ~ろま~で~し~ろく そ~めら~れた~なら~あ~あぁ~
立ち尽くすオイラ、足元には積もった雪ならぬ紙くず。
これ、一人で掃除しろってか。
レミオロメン「粉雪」より
いつになくセンチメンタルなギターのオッサンです。
皆さん、シュレッダーって知ってますか?
紙という紙をものすごい勢いで、これでもかと細かく千切ってくれる乱暴極まりない装置です。
そんなキケンなものが我が社にはあります。しかもデカイ。80センチ四方で高さ1メートルくらい。
そんなシュレッダーの心暖まるお話です。
オイラは今夜も一人でせっせと残業に勤しんでいた。
そして一日の終わりに書き損じた封筒やら計算を間違った書類やら変な落書きやら大量の紙を証拠隠滅すべくシュレッダーにかけた。
が、ウンともスンとも言わない。
ちなみにシュレッダーは喋れないので、ウンとかスンとか言ったのを聞いたことがあるわけではない。あくまで表現の一環である。察しろ。
ランプが点滅しているのに気づき、下の扉を開けると、紙くずがてんこ盛りではないか。
よく見ると「ゴミ捨てろ」的なランプだ。
そこで、収納されているゴミ袋(120リットルの巨大サイズ)を引っ張り出し、ゴミ捨て場に持って行くべく袋の口を結ぼうとした。
その時、奇跡は起こった。
ギュッと結んだ圧力で、大量のシュレッダーくずが勢いよく飛び出し、宙を舞う。
白い紙が、ふわふわと舞い落ちる。まるで粉雪のようだ。
都会のオフィスの片隅に訪れた、一瞬の奇跡。
時はスローモーションになり、オイラの心の中ではレミオロメンの「粉雪」が流れる。
こな~ゆき~ねえ こ~こ~ろま~で~し~ろく そ~めら~れた~なら~あ~あぁ~
立ち尽くすオイラ、足元には積もった雪ならぬ紙くず。
これ、一人で掃除しろってか。
コメント 0